【前編】4つのタイプ別オススメの課題曲
まえに解説した4つのタイプ別にオススメの課題曲を選んでみた。
それなりに難しいけど、できるようになればちがう曲に応用がしやすいものを。
4つとも歌いたくなる曲、しっかり歌ったらかっこいい曲だよ。
注意してほしいのは①のタイプでも④の技術を使ってないわけじゃないし逆もしかり。
その人の声を100%としたとき、その技術や発声が5から7割ぐらいをしめるってだけなことを理解しといてください。
こんなん出来るわけないだろ!って技術もある。 才能やね(ため息)
重いので2partに分けた。どっちもみてほしいなあ。
①地声発展型
秦基博「鱗」
チェスト域の怪物。声がハスキーなこともありAメロBメロは②の技術が大半をしめる。
サビにはいると高い場所で声区をガラッと変えて頭に響かせる。力んで出してるようじゃこれには届かない。
【ワンポイント解説】
(サビ)oh~ウロコのように~
【oh~】が上の声区。終わるときに一回発声をAメロの状態に戻す。
【ウロコの】はAメロBメロと同じ②の技術を使いながらも、次の音の声区を出しやすくするため閉めぎみの声を出してる。
【ように~】また上の声区で響かせてる。「よ」のとき声区変化が起こりはじめる。よく聞くとそのとき少しだけ声のバランスが悪い。
サビが完璧にできるようになれば、①系の大体の曲をうまく歌える実力がつくとおもう。
ちゃんとクチをあけて発声しよう。だいぶ楽になる。
相当難しい。僕にはできない。
②地声伸び型
スガシカオ「アシンメトリー」
特に説明することもない。
声区移動があんまりない変わりに声自体が高い。
簡単な人にはとってはすごい簡単。
出来ない人にはほんとに難しい。僕はできない。
キーの移動が少ないので歌うことは簡単。
でもカッコ良く歌うのは難しい。単調になる。
①の技術をつかって多少声を張るとカッコ良くなる。
後編に続きます。
後編のほうがためになると思う。