歌う前の簡易ストレッチ

 

今更になって発声記事をぼくのブログに求めてる人は天然記念物なんでしょうけども、自分自身のメモと自戒の意味を込めて載せておきます。
ぼくがお客さんの前に立つ10分前ぐらいからよくする首周りのストレッチです。本当は発声練習→本番という流れじゃないとダメなんですけど、場所もないんで隙をみてこれをやってます。


①口を縦に大きく開ける
喉仏と周りの筋肉をまずほぐします。歌うときの筋肉は話す筋肉と全く別物です、基本的には。
縦に口を開けると首横の筋肉で喉がしめられる感覚があると思いますが、これがだいたいの高音発声で使われる感覚です。しっかり温めておきましょう。

②首を回す
大きく回してください。

③大きく伸びをする
全身がリラックスしていないと楽に声は出ません。無駄な力を抜きましょう。

④いろいろな表情を作って、その間首に手を当てる
自殺願望ではないです。いろいろ表情を作るとそのぶん筋肉もいろいろ動きます。それを手で触って確かめてください。
「ここの筋肉で、この音を出すんだ」と本来見えないはずの喉の動きを掴むと、歌は本当に上手くなります。

⑤鏡の前で笑顔
大事です。笑顔をつくると喉仏が下に少し下がり固定された状態になります。これは喉で声を共鳴させる時に重要な感覚の一つです。
「笑顔で歌え」音楽の先生はいつもおっしゃる一言だと思いますが、こういう理由があります。

※やっちゃいけないこと
 *お茶
  喉の油を持って行ってしまうのでお勧めできません。逆に喉がイガイガするな、なんて時は是非飲んでください。
 *過度な運動後
  喉が緊張しているのでたぶん上手く声は出ません。ご飯を食べたあととかもかなり出しにくいと思います。