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プレッシャーを感じるなよ。

 

  

 ハリーポッターを読む中でなるほどという一文があったので書いておく。

 前後文書くのめんどくさいな〜このためだけに法を犯してハリーポッター.zipで検索かけたくなるわ。頑張るかあ。ちょっちながいけど読んでね。秘密の部屋より、スリザリンとのクィディッチ対抗戦です。ドビーがブラッジャーに呪いをかけるところね。わかんない人はすまん。だいたいわかるだろ。

 

 土曜日の朝、ハリーは早々と目が覚めて、しばらくよこになったまま、これからクディッチ試合のことを考えていた。グリフィンドールが負けたら、ウッドがなんていうか、それが一番心配だったが、その上、金にものを言わせて買った、競技用最高速後の箒にまたがったチームと対戦するかと思うと落ち着かなかった。スリザリンを負かしてやりたいと、今ほど強く願ったことはなかった。腸が寝しれるような思いで小一時間横になっていたが、起き出し、服を着て早めの朝食に下りていった。グリフィンドール・チームの他の選手もすでに来ていて、他には誰もいない長テーブルに固まって座っていた。みんな緊張した面持ちで、口数も少なかった。
 十一時が近づき、学校中がクィディッチ競技場へと向かいはじめた。なんだか蒸し暑く、雷でも来そうな気配が漂っていた。ハリーが更衣室に入ろうとすると、ロンとハーマイオニーが急いでやってきて、「幸運を祈る」と元気づけた。選手はグリフィンドールの真紅のユニフォームに着替え、座って、お定まりのウッドの激励演説を聞いた。
 「スリザリンには我々より優れた箒がある」ウッドの第一声だ。
 「それは否定すべくもない。しかしだ、我々の箒にはより優れた乗り手がいる。我々は敵より厳しい訓練をしてきた。我々はどんな天候でも空を飛んだーー」
 (「まったくだ」ジョージ・ウィーズリーが呟いた。「八月から俺なんかちゃんと乾いた試しがないぜ」)
 「ーーそして、あの小賢しいネチネチ野郎のマルフォイが金の力でチームに入るのを許したその日を、連中に後悔させてやるんだ」
  感極まって胸を波打たせながら、ウッドはハリーのほうを向いた。
 「ハリー、君次第だぞ、シーカーの資格は金持ちの父親だけではダメなんだと、目にもの見せてやれ。マルフォイより先にスニッチつかめ、然らずんば死あるのみだ、ハリー。なぜならば、我々は今日は勝たねばならないのだ。なにがなんでも」
 「だからこそ、プレッシャーを感じるなよ、ハリー」フレッドがハリーにウィンクした。

 

 

『『プレッシャーを感じるなよ』』

 この言葉がすごく繊細で、素敵だった。普通こういうときの寛容的な表現って「だからといって、プレッシャー感じるなよ」だろう。でもそうしてしまうとプレッシャー『は』感じなくても逆説的に『何かしらは感じなくてはならない』『いつもと少し違う』意識が生まれてしまうと思うのだ。そして『だからといって』という言葉も、自分たちが少し劣勢な気分にならないか。
 その点『だからこそ』プレッシャー『を』感じるなよ、の場合はどうだ。そういう不安定な要素なんてどこにもなさそうじゃないか、これは素晴らしい……、と一人で言っていたわけでした。そしてフレッドのキャラクターがまたそういう些細なことに意外と気が使えるタイプの優男なんだこれがまた。以上です。みんなも使っていこうな。 「プレッシャーを感じるなよ」

 

僕はこの記事のせいでプレッシャーとクィディッチがゲシュタルト崩壊しました。