2020/03/04

「めちゃくちゃめんどくさがりなんですよね。」とPCから音がする。これでおしまい、みたいな 声がしている。

文字を見ると音楽が流れることがある。「さいきん」という文字からはスガシカオの『ぼくたちの日々』が流れるし「嘘」と言われるとsupercellの『嘘つきのパレード』のワンフレーズが自動的に再生される。こうやって羅列すると、青春の通学で何気なく聴いていた曲が流れることが多いみたいだ。もう好きでもなくなった曲たちが不意に流れる。自己から遠ざかった記憶というのは確かに存在している。  

ぼくたちの日々

ぼくたちの日々

  • スガ シカオ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com


[嘘つきのパレード - supercell]

 

マクドナルドのコーラが美味しい。炭酸の量が普通より多く、バチバチ喉で弾ける。炭酸を飲むと肩が凝る体質なのだが、やめられない。乾いた風のせいで、今の時間を忘れる。この頃は歌える洋楽も増えて、深夜にマクドナルドのコー ラを飲みながら歌う。途中で飽きて、道路脇に流した。

嘘つきという言葉について、深く考えない自分に気がつく。それはいつでも言われることだし、 僕は嘘をついている自覚がない。難しいんだよ、君。君も僕になったらよくわかるよ。そうやって密かに観念している。区分することでしか人を判断できない自分に気がつく。しかし、かなり正確で信頼の置ける結果になるので、そういうものらしい。僕が生まれついたときから持ち得た才能の一つが、人を区分する力である。大概無能がいう台詞なのだけど、大丈夫か僕。

生きる力が低下している。同時に死ぬ力が増加するかと言われるとそうではない。けれどひさしぶりにくだらないことでも文字がつづれて嬉しい。空白があって、それを埋めていくのは楽しいものだ。それでいい。

人は、意外にも僕の知らないたくさんの本を読んでいる。今日は話題に上がった本をアマゾンでしこたま注文した。良いものにであえるといい。

たしかに季節が終わった。けれどまだ新しい季節の匂いはしない。なぜだろう、今日の夜は匂いが少ない。竈門丹次郎か。

塑性......固体の性質の一。固体に、ある限界以上の力を加えると連続的に変形し、力を除いても 変形したままで元に戻らない性質。可塑性。

 

 Nobady but you is stoping you.