バックグラウンドクリティカルポイント  詩論*序

 

 には、そりゃまあ当然なのだけど、背景があったりする。曲名にだって、歌詞にだって現れる。今回はこの、歌におけるバックグラウンドとその臨界点(クリティカルポイント)について考えたい。

 

 また、自分は以前から幾度か「詞には無秩序が存在するべき」と主張している。これはアトランダムを含ませることで詩の世界に広がりができ、聞き手の想像力と一つになって、歌というものが出来上がるだろうという主張から成り、良曲の法則性であるとも説いた。言うまでもなく「詞には無秩序が存在すべき」とする自分の法則と「詩には背景がある」という絶対的な原理は相反している。歌の中で背景はどこまでも秩序を作り出す存在であるからして、ファーストラブなら初恋の歌、というふうに背景に色を付け足すたび詩には秩序が構築される。この法則と原理、どちらが正しいのだろうか。そしてそれら二つがどちらも真であった場合、二律背反の中庸論から、背景はどこまで色濃くできるのか、秩序どこまでなくていいのか、両者のクリティカルポイントを探る。

 

 というところまで書いていたら朝です気が向いたらまた書きます。全4回の予定(なんとなく) 受講する生徒はこのページに学年とクラスは……書けないからスターでもつけて次の3曲を適当に聴いて、歌詞をチェックしておくように。それぞれ歌に関する感想があればなおよし、では解散!

  

<1曲目>

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<2曲目>

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<3曲目>

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