2020/03/05

今日は書かないつもりだったけれど、リハビリのために書く。 久しぶりに椎名林檎を聴く。初期の曲のシンセサイザーが空想の世界みたいでよい。耳から音が抜けていく感覚がする(書いていてよくわからなくなったけれど、言いたいことに間違いはない)。
心が空洞みたいに感じるときが人にはあり、僕はその状況が嫌いではない。文字通りの意味で、肺と下腹部の中間くらいがぽっかりと空洞ができたように感じる日があるが(誰にでもあると思う)、僕の場合、だいたいボウリングの球くらいのおおきさの球体がそこにある。かなり硬い鉄のようなもので組成されていて、中身は空っぽなので内側からも外側からも叩くことができる。コツンコツンと僕は叩く。大事なものを確認するように、二、三度叩く。

Apple MusicのWorld hitsはよくわからないラップらしきやつらに占領されている。僕は馴染みがないだけに聴く人の気持ちがわからないし(母語であれば別なのだろうか?でも日本語のラップも聴かないしな)、宇宙人が地球に侵略してきたというか、知っていた人がみんな宇宙人だったみたいな驚きがある。

ciaのシャンデリアを聴いていると「DiorのCMのやつね」と言われた、なるほど。確かにそうらしい、コマーシャルをyoutubeで観たのだけれど、よくわからなかった。 愛のためにあなたはなにをする?ーーその証明がパフュームをつけることなのか。わかるような、わからないような。「私の愛を証明するために私は香水をつける」という意味なのだろうけれど、陰鬱な歌詞も相まって「彼好みの香水をつけた女になろう」メンヘラ紐量産女な印象を受けてしまった。にしてもナタリーポートマンの顔はすごいな。ナタリーポートマンの紐になりたい。男性との性的な描写がしっかりと出てくるせいかもしれないなと、いまふと気がついた。


MISS DIOR – The new Eau de Parfum

ぼくはいまだに、シャンデリアのサビであるi ganna swing from the chandelierを「首を吊りたい」と捉えていいものかわからない。