必死に出した言葉が、君の横を通りすぎる

 

 

永遠の未完成、これ完成なり    

 

宮沢賢治

 

いつも感じる歌詞の幼稚化はだいたいこの言葉で片付く。

感動より先に共感がくるような歌詞を作るのは、多分難しくない。そして頭が難しい人は、おそらく滅多なことがない限りそういうものを好きにはならない。

というか、完璧に整ってる歌詞なんて、聴く人に失礼だと思う。お前は想像力ないと馬鹿にされてるぞ。人間の可能性を信じるなら、すてきな歌詞を書くべきなんだ。

 

歌詞に意味はないほうがいい、下手に中途半端に意味があると腹立ってくる

 

タモリ

 

 

下手な感性ならないほうがいい。歌詞なんかなくったってカッコイイんだよ。誰もがビートルズに憧れたように。

 

 

私は自由なポエムのような感じでは詞は書けない、五、七、五の俳句のようにルールや枠組みがあるからこそ120%の詞が書ける。

 

宇多田ヒカル

 

宇多田ヒカルの歌詞はブツ切りなことが多い。ぼくはそれが好みだ。あとは好きにしてね、私はもう作り終えたから。そう言われてる気がする。

 

lyricstheory.com

 

 

ぼくは弱いので、好みでしかモノを語れない。

けどちょっとこういうほうが人生楽しいのかな、なんてね。

 

 

 

お父さんのリストラと
お兄ちゃんのインターネット
お母さんはダイエット
みんな夜空のパイロット
孤独を癒すムーンライト
今日は日清CUP NOODLE

 

宇多田ヒカル kiss&cry

 

 お茶目で想像が膨らむ歌詞だと、ぼくは思う。

 

言いたいことを適当に書いた1日だった。